リモコン「やあ」

トゥデイ晶葉「なるほど、こんな所に置いてあったのか」

トゥデイ晶葉「これがあればエアコンだってすぐ動く」

タイムマシン「帰ろう」


ﾐﾖｫｫｫｫｫｫﾝ


イエスタデイ晶葉「珍しく食事を用意したのが裏目に出てしまったな……」ﾄﾃﾄﾃ

イエスタデイ晶葉「まあ、明日Pとの昼食の約束を取り付けたから問題は……あれ！？」

イエスタデイ晶葉「私のごはんは！？」ｶﾞｶﾞｰﾝ

――――トゥデイ 12:00――――


ﾐﾖｫｫｫｫｫｫﾝ


ﾋﾟｯ


エアコン「」ｺﾞｫｫｫｫｫｫｫ

晶葉「うん、快適だ。お腹もいっぱいだしもう何も問題は――」ﾋﾟﾝﾎﾟﾛﾊﾟﾛﾋﾟﾚ

晶葉「ん、Pからメールか」

晶葉「『そろそろ迎えに行くから準備をしておけ』？　うん？」






晶葉「あっ！！！」

晶葉「なんで食べた！」ｺﾞﾁﾝ

晶葉「……痛い」

晶葉「そもそもこのリモコンを持って帰らなかったらこんなことには！」ｺﾞﾁﾝ

晶葉「……痛い」






晶葉「よそう。暴力では何も解決しない……」ｼｮﾎﾞﾘﾝ


ﾐﾖｫｫｫｫｫｫﾝ


？？？「私に任せておけ！」

晶葉「その声は！」

トゥモロー晶葉「お困りのようだな、昨日の私よ！」

トゥデイ晶葉「明日の私！」

トゥモロー晶葉「ふふふ、満腹になってしまった昨日の私の代わりに私がPと食事に行ってやろう」ﾌﾗｯ

トゥデイ晶葉「ありがたい、なら早速……」


ﾐﾖｫｫｫｫｫｫﾝ


？？？「待て！」

トゥデイ晶葉「その声は！」

デイアフタートゥモロー晶葉「約束の日から二日……今日こそ私がPと食事に行くんだ！」ﾎﾞﾛｯ

トゥモロー晶葉「明日の私！」

トゥデイ晶葉「明後日の私！」

デイアフタートゥモロー晶葉「邪魔はさせんぞ、過去の私ども！」

トゥモロー晶葉「やはり来たか……！」

トゥデイ晶葉「お、おい、これは一体……」


ﾐﾖｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ


未来晶葉's「「「待て！」」」


トゥデイ晶葉「」

「今日こそ私が！」

「私がまだなのにお前が行けるハズがないだろう！」

「科学に不可能はない！」

「ははは！　その動きは昨日見たぞ！」

「一昨日投げたものが今日の私に！？」

ﾄﾞﾝｶﾞﾗﾄﾞﾝｶﾞﾗ ﾔｲﾉﾔｲﾉ ｶﾞｯｼｬｧｰﾝ


トゥデイ晶葉「……も」






トゥデイ晶葉「も、もうタイムマシンはこりごりだ～っ！」