ちひろ「誰かさんがひっきりなしにスカウトスカウトまたスカウトするせいで徐々に事務所も広がってるのは理解して欲しいところです」

P「んな事言い出したら文句を言う相手は別にいるでしょうに」

ちひろ「だから言ってるんですよ、その文句を言う相手の志を引き継いだPさんに」

P「……厄介なモン背負っちまったなあ畜生」

ちひろ「恨むなら私じゃなく社長を恨んでくーださい」

P「そうっすね、俺が向こうに行ったらそん時はせいぜい愚痴と礼を言ってやりますよ、騒がしい奴らと一緒にね」

ちひろ「ま、Pさんが業界トップクラスに名を馳せる偉業を為せば、その増改築も夢ではないと思いますけどねー。この人数をちゃんと食べさせた上でですけど」

P「だから薄給で休みがねえんだよなこん畜生……」ﾊｧ……

ぷちかれ「ﾎﾟｯｺｲｼｮ」ﾎﾞｺｯ

ぷちかれ達「「「「ﾎﾟﾊﾖｰ」」」」ﾎﾞｺｯﾎﾞｺﾎﾞｺｯ

ちひろ「はい、床に穴」

P「いいんですよ、こいつらの空けた穴は床のなら勝手に消えるんですから……壁ならともかく」

ちひろ「フラグって言うんですよねえ、そういうの」

ぷちみお「ｲｯﾄｳｾｰｲ!!」ｼｬﾗﾗﾗﾗﾗ ﾄﾞｶｧﾝ ﾓｸﾓｸﾓｸ

未央「ぎゃーっ！！ぷちみーがまたやらかしたー！！！」


P「ハイハイ、『今日は』ぷちみおってワケね…『今日は』」

※この後未央と二人で壁を修繕しました。

～～～

～その数ヶ月後、事務所～

ちーあか「ｻﾝﾊﾞｱｱｱｱ!!!」

ナタネタ「ｵﾄﾞﾙｿﾞｳﾀｳｿﾞｰ!」ﾋﾟｰﾎﾟﾎﾟｰ!

ルンバ「ﾋﾟﾎﾟｯﾊﾟｰ!」ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ

ちーあか「ｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!!」

ちーあか「ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!!」

～事務所前～

ｱｱｱｱｱｱｱｱ

P「はい……はい、すみませんが…ええ、そちらの方向で…はい、どうも、お願いします、はい…失礼します」ﾋﾟｯ

ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!

P「……そうだな……とりあえずは……防音にするかぁ…」

※新年度の810プロ、ちょっとだけ改築。

P「…こんなんでも、ちっとは前に進めてんのかね……俺も、アイドルの皆も、ぷち達も」

P「…どう思うよ、なあ、爺さん」

※桜の見頃もそろそろ終わり。
薫る風に語るように、空を見上げるPなのでした。

おわれ。

紡ぐなら綺麗な物語を。
せめてぷちかれシリーズはそう在りたいなあ。

お目汚し、失礼をば。