ぷちりん「ｳｰ」

ハナコ「ﾜﾝｯ」

ぷちりん「ﾜﾙｷｭ!」ﾋﾞｸｯ

ハナコ「ﾜﾌﾜﾌ」ﾄﾃﾃ

ぷちりん「ｱｵｰｯ!!」ｽﾀｺﾗｽﾀｺﾗ

凛「二人で私の周りぐるぐるされると動けないんだけど…」

凛「ハナコ、お皿下げていい？」

ハナコ「ﾜﾌ!」

ぷちりん「ﾜﾙｶﾅ」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

凛「……ここにチョコあるんだけど」

ぷちりん「ﾁｮｺ!」ﾋﾟｮｲﾝ ﾖｼﾞﾖｼﾞ

ハナコ「ﾜｳ」

凛「ああ、ハナコはダメだよ食べちゃ、犬の体にはよくないんだから」

ハナコ「ﾜﾝ」

ぷちりん「……」ｼﾞｯ

凛「……食べないの？ずっと私の顔見てるけど」

ぷちりん「ｷｭｩ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

凛「……あ、ちょっとじっとして」

ぷちりん「ﾅｰｶﾅ?」ｷｮﾄﾝ

凛「犬耳のとこ、埃溜まってる。どこか変なとこ走ってきたでしょ」

ぷちりん「ﾜﾙｸﾅｰｶｯﾀﾅ」

凛「いやいや」

凛「……よし、お手入れ完了……ジッとできてえらかったね、よしよし」

ぷちりん「……!!」ﾊﾟｧｯ ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

凛(すごい勢いで尻尾ふってる…)

ハナコ「ﾜｳｰ」

凛「ああ、ハナコごめん、放ったらかしで…よーし、ハナコもおいで」

ハナコ「ﾜﾝｯ」ﾋｻﾞｳｴﾋﾟｮｺﾝ

～～～

～事務所～

P「凛が通話に出ない？」

加蓮「メッセ送ったら既読は付くんだけどね」


P「家の手伝いとか、色々とあるだろうよ、春と言えば花の季節って気もするし」

加蓮「だいぶ偏見だと思うけど…まぁでも仕事なら仕方ない、か」

～凛の部屋～

凛「……ふへへ」ﾆｺｰ

ハナコ(膝の上)「ｷｭｳ」ｽﾔｰ

ぷちりん(抱っこ)「ﾅｰ」ｽﾔｰ

凛「だめ、こんな蕩けた声じゃ通話とか無理だし…スマホイジるのもちょっと…いっそ私も寝ちゃおうかな…」

※犬3匹。

～数日後～

凛「いらっしゃいま…」

加蓮「やほー」

凛「何だ…」

加蓮「何だはないでしょ友達に向かって何だは」

凛「何、また冷やかしに来たの？」

加蓮「違うってば、ちゃんと買い物。ぷちかれハウスに飾る用の小さいやつをねー、どれどれ」

ハナコ「ｱﾝｯ」

ぷちりん「ﾜｳ」

加蓮「お、いるね～お二人さん。元気？」

ハナコ「ﾜﾝﾜﾝ!」

ぷちりん「ﾜﾙｸﾅ!!」

凛「加蓮、ぷちかれにプレゼントするならこっちの……加蓮？」

加蓮「…この子らさぁ、こんなに距離近かったかな」

凛「えっ」

加蓮「何か何となく違和感なくもないような…気のせい？」

凛「な、仲良しは良いことでしょ！」ｶｧｯ

加蓮(…そこで何故赤面？)

凛(言えない…一緒に寝てたら起きた時二人して私の顔で遊んで仲良くなってたとか…絶対言えない…)

765プロ社長曰く。仲良き事は美しき事かな。

おわれ。