501: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 04:59:04 ID:3TcU
日録・隠れ星のスピカ【ぷちかれ】
更新。
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前スレ
【デレマス】ぷちかれ「マイド!」モバP「お、やってんな」
【デレマス】ぷちかれ「ジャガガガガガ」
【デレマス】加蓮「寒い冬から暖かい春へ」ぷちかれ「オサレテナク
【デレマス】ぷちかれ「サトッタ」
【デレマス】高垣楓「構って欲しいなぁ…」モバP「事務所の修理でそれどころじゃないよ」【ぷちかれ】
【デレマス】ユミラウネ、半額。
【デレマス】モバP「つつがない俺のオフ」ぷちかれ「アソボー」
【デレマス】ぷちかれ「クレテヤル」加蓮「口のきき方…」
【デレマス】ちぇり「シアワセノ カイワレダイコンデス♪」クラリス「あら…」
【デレマス】ぷちかれ「イモアリ!」加蓮「さては食べたでしょ」
【デレマス】VSぷちかれ~春の2番勝負~
【デレマス】ぷちかれ、恩を返される。
【デレマス】未央「ニュージェネ集結の地!」ぷちみお「ヘイラッシャア!!!!」
【デレマス】モバP「誓約の指輪と」ぷちかれ「ンギャアオオウ」
【デレマス】ぷちかれVS焼肉屋。
【デレマス】ぷちかれ、漆黒と出遭う。
【デレマス】春風ぷちくらちゃんの巻。
【デレマス】ぷちかれ、たまに物騒の巻。
【デレマス】ぷちかれ、経を読む。
【デレマス】ぷちみお、感情を失う。
【デレマス】ぷちみお、またも呪文を唱える。
【デレマス】ぷちかれ、嘘を考える。
【デレマス】ぷちかれ、かきまわす。
【デレマス】ぷちなかの、かきおこす。
【デレマス】ぷちなかの、ぶちまける。
【デレマス】ぷちかれ鉄砲隊、長篠に臨む。
【デレマス】ぷちかれ「カキクケコ」
モバP「前略、現況報告」【ぷちかれ】
【デレマス】ちーな、李衣菜をシバく。
【デレマス】ぷちかれ「タケナカ」
【デレマス】ぷちきらりVSかくれんぼ。
【デレマス】ぷちかれVS雷親父。
【デレマス】泰葉「自由な表情で」ヒロミ「飛び立つ空に」
【デレマス】ぷちかれ、降る。
【デレマス】ぷちかれ、仕込まれる。
【デレマス】ぷちかれ「イシヤーキ」ガラガラ
【デレマス】ぷちかれD「デバンガホシイモー」モバP「タイトルコールしてるわけだが」
【デレマス】ぷちほたVS寿司屋。
【デレマス】ぷちりん、嫉妬する。
【デレマス】ぷちかれ「アメチャ イル?」モバP「舐めかけじゃねえか」
【デレマス】ぷちかれ「ブルブ ポハヨ」ブルブ「ブファン」
502: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 04:59:21 ID:3TcU
~事務所・夜の屋上~
美里「………見えませんねぇ」

P「まぁ、都内じゃ中々な…排気ガスだのビルの明かりだの、見えなくなる理由には事欠かないよ、星」
美里「私、騒ぎの真ん中にいるのは慣れてますけどぉ……この時代じゃ星で方角を知ることもできないんですよねぇ」
P「アイドル、やってみてどうだ」
美里「正直まだわかりませんねぇ、色々と流されて、って感もありますしぃ」
P「流したのは俺だけどな…まぁ、タイムマシンの件を考えると俺一人だけの話でもないか」
美里「………見えませんねぇ」

P「まぁ、都内じゃ中々な…排気ガスだのビルの明かりだの、見えなくなる理由には事欠かないよ、星」
美里「私、騒ぎの真ん中にいるのは慣れてますけどぉ……この時代じゃ星で方角を知ることもできないんですよねぇ」
P「アイドル、やってみてどうだ」
美里「正直まだわかりませんねぇ、色々と流されて、って感もありますしぃ」
P「流したのは俺だけどな…まぁ、タイムマシンの件を考えると俺一人だけの話でもないか」
503: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 04:59:48 ID:3TcU
美里「Pさんはそんなに背負い込む必要ないと思いますけどねぇ」
P「そうかな」
美里「言ってしまえば、私って死ぬところだったわけじゃないですかぁ、戦で」
P「聞く限りだと、だがな…いや、お前なら自力でどうにか乗り切ったかもわかんないぞ、それも」
美里「買い被りですよぉ、巻き込まれはいつもですけど、そんなに強くないですから…」
P「そうだな…誰だって一人じゃ限界があるもんだ」
美里「Pさんがそれ言いますかぁ?」
P「これでも甘えてるつもりだよ、加蓮に響子に晶葉にネネに、ちひろさんに楓に久美子に聖來にDさんに慶にいたっちゃんに……はは、数えたらキリないってな」
P「そうかな」
美里「言ってしまえば、私って死ぬところだったわけじゃないですかぁ、戦で」
P「聞く限りだと、だがな…いや、お前なら自力でどうにか乗り切ったかもわかんないぞ、それも」
美里「買い被りですよぉ、巻き込まれはいつもですけど、そんなに強くないですから…」
P「そうだな…誰だって一人じゃ限界があるもんだ」
美里「Pさんがそれ言いますかぁ?」
P「これでも甘えてるつもりだよ、加蓮に響子に晶葉にネネに、ちひろさんに楓に久美子に聖來にDさんに慶にいたっちゃんに……はは、数えたらキリないってな」
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504: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:00:07 ID:3TcU
美里「未央ちゃんや有香ちゃんやヒロミちゃんもでしょぉ?」
P「どうかな……アイツらはほっとくと無茶したり、まだまだこっちが甘えさせてやらないと、って俺は思うけど」
美里「親心って言うんですかねぇ」
P「どうかな……けど、これからがあることが大切なんだと思うよ」
美里「そうですね。…考えてみたら私達って、一度死にかけた者同士なんですよねぇ」
P「嫌な組み合わせだな……否定はしねえけど……いや、俺の場合自業自得っつか…」
美里「まぁたそうやって自分を追い詰める…ダメですよぉ」ムゥ
P「…悪癖かねえ」
P「どうかな……アイツらはほっとくと無茶したり、まだまだこっちが甘えさせてやらないと、って俺は思うけど」
美里「親心って言うんですかねぇ」
P「どうかな……けど、これからがあることが大切なんだと思うよ」
美里「そうですね。…考えてみたら私達って、一度死にかけた者同士なんですよねぇ」
P「嫌な組み合わせだな……否定はしねえけど……いや、俺の場合自業自得っつか…」
美里「まぁたそうやって自分を追い詰める…ダメですよぉ」ムゥ
P「…悪癖かねえ」
505: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:00:23 ID:3TcU
キイ ガチャリ
加蓮「お、いたいた」

ぷちかれ「ヤッポーピーシャ」
P「お、レッスン終わったか」
加蓮「美里さんと二人で屋上にいるって言うから、ちょっと気になってねー、大丈夫?すぐ言い寄るからこの人」
P「人をスケコマシみたいに言うんじゃない……いや、ある意味…」
加蓮「……Pさん、まーだ悩んでんの」
P「いや、とっくに答えは出てるよ、お前達が応えてくれるから、俺も一人じゃないって思えてるし」
美里「でも悩んでる顔してますよぉ」
加蓮「お、いたいた」

ぷちかれ「ヤッポーピーシャ」
P「お、レッスン終わったか」
加蓮「美里さんと二人で屋上にいるって言うから、ちょっと気になってねー、大丈夫?すぐ言い寄るからこの人」
P「人をスケコマシみたいに言うんじゃない……いや、ある意味…」
加蓮「……Pさん、まーだ悩んでんの」
P「いや、とっくに答えは出てるよ、お前達が応えてくれるから、俺も一人じゃないって思えてるし」
美里「でも悩んでる顔してますよぉ」
506: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:00:39 ID:3TcU
ぷちかれ「イテコマシ?」ユビサシ
P「殺される」
加蓮「…前にPさんさ、ぷちかれ達とか、ヒロミとか、多分私達の事も…だよね。見世物小屋と何が違うんだ、ってくよくよ悩んでたの」
P「げっ…何で知って………知ってるかお前は」
加蓮「魂(こころ)が繋がっちゃってるからね、残念なことに」
美里「見世物小屋ですかぁ…でも…」
美里「アイドルにならせて貰ってまだ日が浅い私の台詞で、どこまで納得させられるかはわかりませんけど、見世物小屋の動物はあんなに心の底から楽しそうに笑いませんよ、きっと」
P「…美里」
P「殺される」
加蓮「…前にPさんさ、ぷちかれ達とか、ヒロミとか、多分私達の事も…だよね。見世物小屋と何が違うんだ、ってくよくよ悩んでたの」
P「げっ…何で知って………知ってるかお前は」
加蓮「魂(こころ)が繋がっちゃってるからね、残念なことに」
美里「見世物小屋ですかぁ…でも…」
美里「アイドルにならせて貰ってまだ日が浅い私の台詞で、どこまで納得させられるかはわかりませんけど、見世物小屋の動物はあんなに心の底から楽しそうに笑いませんよ、きっと」
P「…美里」
507: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:00:56 ID:3TcU
加蓮「その時代に居た人がこう言ってるんだよ、説得力しかないって」
P「…俺は、できてるのかな、ちゃんと」
加蓮「できてなきゃ810プロはとっくに倒産だね」
ぷちかれ「プチホタ?」
P「ぷちほたはどうにか乗り越えそうだがな…まぁ、そっか、そうだな」ハハハ
P「……中に入るか。おっさんちっと疲れてるわ、寒暖差かね」
加蓮「そうねー、最近湿度も気圧もどうかしてるしね。」
P「…俺は、できてるのかな、ちゃんと」
加蓮「できてなきゃ810プロはとっくに倒産だね」
ぷちかれ「プチホタ?」
P「ぷちほたはどうにか乗り越えそうだがな…まぁ、そっか、そうだな」ハハハ
P「……中に入るか。おっさんちっと疲れてるわ、寒暖差かね」
加蓮「そうねー、最近湿度も気圧もどうかしてるしね。」
508: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:01:11 ID:3TcU
美里「全部気圧のせいにしちゃえばいいんですよぉ、川島さんが言ってましたよ」フフッ
P「天気予報でか?公共の電波で何言ってんだか…」
ぷちかれ「ピーシャ ピーシャ」クイクイ
P「ん」
ぷちかれ「コンブ」ハイッ
P「…何故昆布」
ぷちかれ「…ラッコ?」ハイッ
P「…ああ、抱っこか。じゃあさっきのはおんぶか」
加蓮「まーた矯正させなくちゃ…」
P「天気予報でか?公共の電波で何言ってんだか…」
ぷちかれ「ピーシャ ピーシャ」クイクイ
P「ん」
ぷちかれ「コンブ」ハイッ
P「…何故昆布」
ぷちかれ「…ラッコ?」ハイッ
P「…ああ、抱っこか。じゃあさっきのはおんぶか」
加蓮「まーた矯正させなくちゃ…」
509: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:01:26 ID:3TcU
~事務所~
P「お前を膝に乗せてると何か落ち着くんだよな」
ぷちかれ「ポテェ プチカレモ ピーシャノ オヒザ スキ」
P「そうかい」ツンツン
ぷちかれ「プテェ」シカエシツンツン
加蓮「わかるけどね」
P「ん、絵面がやばいか」
加蓮「それはそんな事ないんじゃない?」
美里「Pさんはやましさとかないですもんねぇ」
P「お前を膝に乗せてると何か落ち着くんだよな」
ぷちかれ「ポテェ プチカレモ ピーシャノ オヒザ スキ」
P「そうかい」ツンツン
ぷちかれ「プテェ」シカエシツンツン
加蓮「わかるけどね」
P「ん、絵面がやばいか」
加蓮「それはそんな事ないんじゃない?」
美里「Pさんはやましさとかないですもんねぇ」
510: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:01:42 ID:3TcU
P「そんな邪念いちいち持ち込んでたらこの事務所でも業界でも仕事にならんからな」
加蓮「たま~に出すけどね、邪念」
P「…それもお見通しってかよ」
加蓮「意外とすけべなとこあるからね、衣装の趣味とか」
P「反論しづらい…」
加蓮「まぁでも?ついていこうって人がこれだけの数いるんだからさ、少しくらい自信持とうよ」
P「そうだな…それは、そうだ」
加蓮「たま~に出すけどね、邪念」
P「…それもお見通しってかよ」
加蓮「意外とすけべなとこあるからね、衣装の趣味とか」
P「反論しづらい…」
加蓮「まぁでも?ついていこうって人がこれだけの数いるんだからさ、少しくらい自信持とうよ」
P「そうだな…それは、そうだ」
511: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:01:58 ID:3TcU
加蓮「…どうしてもダメで、終わっちゃう事になってもさ、私はずっといるから」
P「…ズルい女に育ったもんだ」クシャッ
加蓮「…へへ」ナデラレ
P「…ズルい女に育ったもんだ」クシャッ
加蓮「…へへ」ナデラレ
512: ◆6RLd267PvQ 24/04/26(金) 05:02:11 ID:3TcU
頂点への道は、孤独なもの。
でも、立ち上がるきっかけさえあれば、何度立ち止まってもやり直せる。
意地っ張りな俺の心を、誰より意地っ張りな相棒が解してくれる。
進むさ、何度止まっても。
これは、そう、思った夜の一幕。
そう、思わせてくれた、愛すべき相棒と、仲間達へ、感謝を。
つづく。
でも、立ち上がるきっかけさえあれば、何度立ち止まってもやり直せる。
意地っ張りな俺の心を、誰より意地っ張りな相棒が解してくれる。
進むさ、何度止まっても。
これは、そう、思った夜の一幕。
そう、思わせてくれた、愛すべき相棒と、仲間達へ、感謝を。
つづく。
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