574: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:06:03 ID:Ky1w
ヒロミ「意地と意固地と」【ぷちかれシリーズ】
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前スレ
【デレマス】ぷちかれ「ﾏｲﾄﾞ!」モバP「お、やってんな」
【デレマス】ぷちかれ「ｼﾞｬｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ」
【デレマス】加蓮「寒い冬から暖かい春へ」ぷちかれ「ｵｻﾚﾃﾅｸ
【デレマス】ぷちかれ「ｻﾄｯﾀ」
【デレマス】高垣楓「構って欲しいなぁ…」モバP「事務所の修理でそれどころじゃないよ」【ぷちかれ】
【デレマス】ユミラウネ、半額。
【デレマス】モバP「つつがない俺のオフ」ぷちかれ「ｱｿﾎﾞｰ」
【デレマス】ぷちかれ「ｸﾚﾃﾔﾙ」加蓮「口のきき方…」
【デレマス】ちぇり「ｼｱﾜｾﾉ ｶｲﾜﾚﾀﾞｲｺﾝﾃﾞｽ♪」クラリス「あら…」
【デレマス】ぷちかれ「ｲﾓｱﾘ!」加蓮「さては食べたでしょ」
【デレマス】VSぷちかれ~春の2番勝負~
【デレマス】ぷちかれ、恩を返される。
【デレマス】未央「ニュージェネ集結の地！」ぷちみお「ﾍｲﾗｯｼｬｱ!!!!」
【デレマス】モバP「誓約の指輪と」ぷちかれ「ﾝｷﾞｬｱｵｵｳ」
【デレマス】ぷちかれVS焼肉屋。
【デレマス】ぷちかれ、漆黒と出遭う。
【デレマス】春風ぷちくらちゃんの巻。
【デレマス】ぷちかれ、たまに物騒の巻。
【デレマス】ぷちかれ、経を読む。
【デレマス】ぷちみお、感情を失う。
【デレマス】ぷちみお、またも呪文を唱える。
【デレマス】ぷちかれ、嘘を考える。
【デレマス】ぷちかれ、かきまわす。
【デレマス】ぷちなかの、かきおこす。
【デレマス】ぷちなかの、ぶちまける。
【デレマス】ぷちかれ鉄砲隊、長篠に臨む。
【デレマス】ぷちかれ「ｶｷｸｹｺ」
モバP「前略、現況報告」【ぷちかれ】
【デレマス】ちーな、李衣菜をシバく。
【デレマス】ぷちかれ「ﾀｹﾅｶ」
【デレマス】ぷちきらりVSかくれんぼ。
【デレマス】ぷちかれVS雷親父。
【デレマス】泰葉「自由な表情で」ヒロミ「飛び立つ空に」
【デレマス】ぷちかれ、降る。
【デレマス】ぷちかれ、仕込まれる。
【デレマス】ぷちかれ「ｲｼﾔｰｷ」ｶﾞﾗｶﾞﾗ
【デレマス】ぷちかれD「ﾃﾞﾊﾞﾝｶﾞﾎｼｲﾓｰ」モバP「タイトルコールしてるわけだが」
【デレマス】ぷちほたVS寿司屋。
【デレマス】ぷちりん、嫉妬する。
【デレマス】ぷちかれ「ｱﾒﾁｬ ｲﾙ?」モバP「舐めかけじゃねえか」
【デレマス】ぷちかれ「ﾌﾞﾙﾌﾞ ﾎﾟﾊﾖ」ブルブ「ﾌﾞﾌｧﾝ」
日録・隠れ星のスピカ【ぷちかれ】
【デレマス】ヒロミ「今、私が笑う意味」
【デレマス】ぷちかれ、赤に染まる。
高垣楓「散桜スクラップ・ブック」【ぷちかれシリーズ】
へちょまゆ、体液混入か。【ぷちかれ】
575: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:06:23 ID:Ky1w
～グラビア撮影中・開けた丘～
カメラマン「えっ、体調不良？」
アシスタント「ええ、来られないそうです…どうします？」
カメラマン「いや…向こうさん我儘だからな…相手役を値踏みされた可能性もちょっと…」ﾁﾗ
ヒロミ「……始まらないね、撮影」
P「だな、遅いな…」
P「…ちょっと聞いてくるよ、ここで待っててくれるか」
ヒロミ「うん、大丈夫だから、気にしないで」
P「おう、すぐ戻る」
カメラマン「えっ、体調不良？」
アシスタント「ええ、来られないそうです…どうします？」
カメラマン「いや…向こうさん我儘だからな…相手役を値踏みされた可能性もちょっと…」ﾁﾗ
ヒロミ「……始まらないね、撮影」
P「だな、遅いな…」
P「…ちょっと聞いてくるよ、ここで待っててくれるか」
ヒロミ「うん、大丈夫だから、気にしないで」
P「おう、すぐ戻る」
576: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:06:38 ID:Ky1w
～～～
P「……今、何て言いました？」
カメラマン「だからね、お宅のコ、どう見たってイロモノじゃない」
アシスタント「ちょっ、いくら何でも…」
P「それでケられたって事ですか……」
カメラマン「あくまで可能性ね、可能性。そんなに肩を怒らせないで貰えます？」
アシスタント「だからって、言い方…」
カメラマン「言い方変えたら事実が変わるか？こういうのはな、スパッと…」
P「……今、何て言いました？」
カメラマン「だからね、お宅のコ、どう見たってイロモノじゃない」
アシスタント「ちょっ、いくら何でも…」
P「それでケられたって事ですか……」
カメラマン「あくまで可能性ね、可能性。そんなに肩を怒らせないで貰えます？」
アシスタント「だからって、言い方…」
カメラマン「言い方変えたら事実が変わるか？こういうのはな、スパッと…」
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577: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:06:58 ID:Ky1w
アシスタント「でも事実かどうかだってわからないんじゃ」
P「……とりあえず、どうすればいいですかね、打開策」
カメラマン「そうだねぇ、相手役は6月の雑誌の写真を拒否ったわけでしょ？それってつまりさぁ、そういうコとは演技でもそういう関係とか無理って話でしょ」
P「………」
カメラマン「ああ、そうだ、Pさん、アンタどうよ、相手役！」
P「………え」
P「……とりあえず、どうすればいいですかね、打開策」
カメラマン「そうだねぇ、相手役は6月の雑誌の写真を拒否ったわけでしょ？それってつまりさぁ、そういうコとは演技でもそういう関係とか無理って話でしょ」
P「………」
カメラマン「ああ、そうだ、Pさん、アンタどうよ、相手役！」
P「………え」
578: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:07:12 ID:Ky1w
アシスタント「えぇ、そんな素人さんにいきなり無茶振り…」
カメラマン「バカお前知らねえのか、810のPさんったら昔はそれこそ…」
P（……心を無にしろ…ここでキレたら何のための…）
ヒロミ「帰ります」ﾆｺｯ
P「っ……ヒロミ？」
ヒロミ「Pさんも、いいよね」
カメラマン「ちょっとちょっと、ドタキャンって、こっちもここまで色々と金かけて」
カメラマン「バカお前知らねえのか、810のPさんったら昔はそれこそ…」
P（……心を無にしろ…ここでキレたら何のための…）
ヒロミ「帰ります」ﾆｺｯ
P「っ……ヒロミ？」
ヒロミ「Pさんも、いいよね」
カメラマン「ちょっとちょっと、ドタキャンって、こっちもここまで色々と金かけて」
579: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:07:25 ID:Ky1w
ヒロミ「…じゃあお金かければ人を貶めてもいいって事ですか？」ｷﾞｮﾛｯ!!
カメラマン「ひっ……」
P（竜の眼に……）
ヒロミ「帰るよ、Pさん」
P「……俺は……」
ヒロミ「いいの！ほらっ」ｸﾞｲｯ
カメラマン「ひっ……」
P（竜の眼に……）
ヒロミ「帰るよ、Pさん」
P「……俺は……」
ヒロミ「いいの！ほらっ」ｸﾞｲｯ
580: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:07:39 ID:Ky1w
～上空～
飛竜「ｸﾞﾜｧﾝ」ﾊﾞｻｯ…
ヒロミ「遠くまで来ちゃったから、この辺りは開けてていい眺めだね」
P「……その」
ヒロミ「Pさん、Pさんは正しいよ」
P「でもお前が……こんな中途半端で仕事ケる様な事したらそれこそ経歴に」
ヒロミ「先にその経歴で攻撃したのも向こうだよ」
ヒロミ「ねぇ、少しくらい頼ってよ」
P「……いや……これは…こればっかりは俺にケジメ取らせてくれ」
ヒロミ「だめ、少し頼って」ﾑｯ
飛竜「ｸﾞﾜｧﾝ」ﾊﾞｻｯ…
ヒロミ「遠くまで来ちゃったから、この辺りは開けてていい眺めだね」
P「……その」
ヒロミ「Pさん、Pさんは正しいよ」
P「でもお前が……こんな中途半端で仕事ケる様な事したらそれこそ経歴に」
ヒロミ「先にその経歴で攻撃したのも向こうだよ」
ヒロミ「ねぇ、少しくらい頼ってよ」
P「……いや……これは…こればっかりは俺にケジメ取らせてくれ」
ヒロミ「だめ、少し頼って」ﾑｯ
581: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:07:56 ID:Ky1w
P「……意固地め」
ヒロミ「お互い様だね」ﾌﾌｯ
P「…かも、な」ﾊﾊﾊ
～～～
～辛麺屋・覇王～
のあ「……程よい辛さ」ｽﾞｽﾞｰｯ
P「……すまなかった、ヒロミにも言ったんだが……まずは親代りでもあるアンタにもと…」
のあ「気にしない…それに、気にしていないと思う」
P「だが…」
ヒロミ「お互い様だね」ﾌﾌｯ
P「…かも、な」ﾊﾊﾊ
～～～
～辛麺屋・覇王～
のあ「……程よい辛さ」ｽﾞｽﾞｰｯ
P「……すまなかった、ヒロミにも言ったんだが……まずは親代りでもあるアンタにもと…」
のあ「気にしない…それに、気にしていないと思う」
P「だが…」
582: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:08:15 ID:Ky1w
のあ「永い時を生きて、知っている…人は…愚かな者も、優しい者もいる」ｽﾞｽﾞ
のあ「それに、あの子だって充分頼れる……少なくとも、年齢だけで言えば貴方より……」
P「えっ」
のあ「……替え玉」
店員「あい替え玉一丁！！」
「「替え玉いっちょー！！」」
P「俺より…って、そう…なのか」
のあ「竜族として『産まれたのが最近』なだけ…10年くらいは貴方より長い筈…ヒトとして数えたら幼いけど」
のあ「それに、あの子だって充分頼れる……少なくとも、年齢だけで言えば貴方より……」
P「えっ」
のあ「……替え玉」
店員「あい替え玉一丁！！」
「「替え玉いっちょー！！」」
P「俺より…って、そう…なのか」
のあ「竜族として『産まれたのが最近』なだけ…10年くらいは貴方より長い筈…ヒトとして数えたら幼いけど」
583: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:08:30 ID:Ky1w
P「はは、参ったな、ここに来てビックリの種が増えたと言うか…」
のあ「でも…変わる必要…ある？」
P「ないな…前提として俺とヒロミはアイドルとプロデューサーだが…それ以前に、信頼できる事務所の仲間だ」
のあ「それでいい」ｽﾞｽﾞｰｯ ｹﾎｯｺﾞﾎｯ
P（ムせた…）
のあ「でも…変わる必要…ある？」
P「ないな…前提として俺とヒロミはアイドルとプロデューサーだが…それ以前に、信頼できる事務所の仲間だ」
のあ「それでいい」ｽﾞｽﾞｰｯ ｹﾎｯｺﾞﾎｯ
P（ムせた…）
584: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:08:42 ID:Ky1w
のあ「…例え今の巡り合わせが悪くても、変わらないわけじゃない……機が巡れば、想いは誰かに届く」ｼﾞｯ
P「…急にそんな真顔で見られるとその、何だ」
のあ「……」ｼﾞｯ
P「……もしかしてこの唐辛子の瓶だったりしますかね」ﾊｲｯ
のあ「…伝わった」
P「こんなんで試すのも勘弁してくれ神様よ…」
P「…急にそんな真顔で見られるとその、何だ」
のあ「……」ｼﾞｯ
P「……もしかしてこの唐辛子の瓶だったりしますかね」ﾊｲｯ
のあ「…伝わった」
P「こんなんで試すのも勘弁してくれ神様よ…」
585: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:08:55 ID:Ky1w
～後日～
ヒロミ「わぁ、かわいい衣装」
P「ああ、今度の撮影で出されたデザイン案だ。あの後向こうさんも謝って来てな…」
ヒロミ「…またウソついてる」ﾑｯ
P「ウソじゃない、きちんと頭を下げさせ……下げてくれたぞ」ｺﾞﾎﾝ
ヒロミ「ふぅん……あ、ねぇ、こっちの色も好きかも」
P「ああ、そっちはな…」
ヒロミ「わぁ、かわいい衣装」
P「ああ、今度の撮影で出されたデザイン案だ。あの後向こうさんも謝って来てな…」
ヒロミ「…またウソついてる」ﾑｯ
P「ウソじゃない、きちんと頭を下げさせ……下げてくれたぞ」ｺﾞﾎﾝ
ヒロミ「ふぅん……あ、ねぇ、こっちの色も好きかも」
P「ああ、そっちはな…」
586: ◆6RLd267PvQ 24/05/01(水) 00:09:07 ID:Ky1w
※不変のものと、可変のものと。
行動して変えられる流れならば、変えてしまえばいい。
拓けた道の先に、きっとさらなる飛躍があると、信じて。
つづく。
行動して変えられる流れならば、変えてしまえばいい。
拓けた道の先に、きっとさらなる飛躍があると、信じて。
つづく。
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