加蓮『まぁ、ゲストも来たり来なかったりって感じでやっていこうって話なんだけど、今日はちょっとね、事情もあって』

みりあ『その辺りのお話もゲストさんを交えつつできたら！だよねっ』

加蓮『そゆことそゆこと。そんなわけで始まりますみりあラジオ、ゲストさん登場の前にお知らせから！』

みりあ『すたーてぃんぐなーう♪』

～～～

麗華『こんばんは、東郷寺プロダクション代表の東郷寺麗華よ。早速だけど当プロダクションでは警備員を募集しているわ。アイドルの身の安全を守るという名誉ある仕事なわけだけど…不埒な考えでウチの門を叩く奴らに
は東郷寺の制裁が加えられるので、覚悟と度胸のある有志だけかかってくるといいわ！』

※私達は、東郷寺財閥です。

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みりあ『キンコンカンでこんにちは！遊ぼうマイフレーンズ♪』

加蓮『はい、端的に言うとゲストを呼ぶコーナーです』

みりあ『もー、加蓮ちゃんノリ悪いよ～』

加蓮『ちょーっとコーナー名長いよね～、ロマナウからなのは良いんだけどさ』

みりあ『略してキンフレ！』

加蓮『…何かキンプリみたいじゃない？』

みりあ『じゃあ…コンフレ？』

加蓮『シリアルかな』

みりあ『カンフレ！！』

加蓮『カンフル剤みたい』

みりあ『も～！…あ、じゃあ投票で決めちゃおうよ！』

加蓮『ゲストそっちのけで尺使わないの』

みりあ『あ、忘れちゃってた』

加蓮『はいはい、押してるからゲスト紹介ね。本日は私達と同じシンデレラドリーム、略してシンドリの中から丁度ヒマそうにしてたのを引っ張ってきました』

拓海『オイ』


みりあ『自己紹介自己紹介』ｺｼｮｯ

拓海『応、テメェら気合い入ってんだろうな！シンデレラドリーム改め芯怒璃のブッコミ担当、向井拓海だ！夜露死苦！』

加蓮『やっぱたくみんはこうなるよね』

みりあ『一気に拓海ちゃんのラジオになっちゃったもんね』

拓海『アァ？…ま、そうか…ここじゃアタシは客だもんな…とは言え手加減するつもりもねぇんだけどよ』

加蓮『ってわけで今日は気合い十分ブットビ担当、たくみんが来てくれました～』

拓海『だーかーらぁ…たくみんはやめろって言ってんだろ加蓮…』ｵｫ?

加蓮『相手が悪かったね～、凄んでも私全然ビビらないし♪』

みりあ『拓海ちゃんと加蓮ちゃん、事務所とかでも仲良しだよね～♪』

拓海『まぁ、腐れ縁っつか…駆け出しの頃からツルンでっからな』

加蓮『里奈とか早苗さんともノリが合うしね私。こないだは美世さんとドライブしてきたし』

みりあ『言ってたね～、プロデューサーが困ってたよ？』

拓海『は？何でアイツが困るんだよ、ただのドライブだろ』

みりあ『プロデューサー、ちょっとちょっと』ﾊﾟﾀﾀ ｶﾞﾁｬﾘ

P『あー……説明いる？』

拓海『バッ、おま、何で入ってくんだよ！収録中だろコレ』

加蓮『収録ってかむしろ配信してるね、リアルタイムで』

P『流石に3度目だ、諦めた』

みりあ『わーい♪』

拓海『…何かゲッソリしてねぇかお前…』

P『3度目なんだよ、わかるか』

拓海『お、おう…？』

加蓮『で、ドライブの話ね。私たまたまその日スケジュールの都合で空きが出来てさ、そのまま帰るのもアレだから事務所でスマホ見て何か季節っぽいの近くにないかなって調べてたの』

拓海『キセツっぽいの…？』

みりあ『フラペチーノだよ拓海ちゃん、お芋のフラペチーノ！』

拓海『あ、あ～…ペペロンチーノか…アタシもわりと食うけど、意外だな…』

加蓮『フラペチーノだってば、飲み物だよ飲み物、ほら、こういう』

拓海『何だよスタバかよ、ならそう言えよややこしいだろが』

加蓮『…フラペチーノが置いてあるのスタバだけじゃないからねたくみん』

P『ゴホン！』

加蓮『あ、マイてって』

みりあ『つづきつづき』

拓海『で、どうなったんだよ』

加蓮『えっとどこまで話したっけ…あ、そうそう、そしたら美世さん来たんだよ、でも向こうも何か予定空いちゃっててさ』

みりあ『みりあね、何となくどうなるかわかるよ』

拓海『奇遇だな、アタシもだ』

P『まぁ…察するよな』

加蓮『それだけなら何にもならなかったよ、ちょっとそこらを2人ぷらついて終わるくらいで』

拓海『でもそうならなかったんだろ』

加蓮『いやー、たまたまスマホで調べてたお店が横浜のお芋スイーツ専門店で…あはは』

拓海『何だよ横浜かよ、そんな遠くねえだろ日帰りできんじゃねえか』

P『そういう問題でもないんだよ、一応アイドルなんだから…完全なオフでもない限りはさ…』

拓海『美世の中だと隣町感覚なんじゃねえか？』

加蓮『うん、言ってた』

みりあ『あはは、プロデューサーが美世さんのハンドルをしっかり握ってあげないとダメって事だね♪』

P『………そうだな、事故は起きないに越したことないからな』

拓海『オイ、今変な間があったぞ』

加蓮『どうせスケベな想像でもしたんでしょ』

P『ウオッホン！！』

みりあ『はーい、お知らせの時間です♪』

加蓮『CMの後もちょっとだけ続きまーす』

拓海『こんなんで大丈夫かよこのラジオ…オイテメェら、チャンネルはそのままだぞ！』

～～～

店長『ハーイ♪セレクトショッププリヴェの店長こと、店長よン。皆、ラジオ楽しんで聴いてくれているかしら？ウチのお店ではアイドルちゃん達専用のお洋服の他にも、一般向けにそれに近い衣装を販売しているの！流石
に素材そのまま、ってわけにはどうしてもいかないんだけど…でもアイドルに憧れるそこのアナタ！きっとお眼鏡にかなうこと請け合いよン♪概要欄のURLでウチのサイトに飛べるから、ご注文、ヨロシクね～♪』

～～～

『『みりラジ！』』

ｾﾞﾝｼﾝｦﾂｷﾇｹｰﾙｰ ｿｳｿﾞｳｦｺｴﾀｼｮｳﾄﾞｳｶﾞｰ♪

みりあ『はい、みんなにお菓子！食べて食べて～♪』

P『あれ、コレ前回のご褒美のやつだろ』

加蓮『みりあちゃんね、一人じゃ食べ切れないからって皆に配り歩いてるんだよ』

拓海『かぁー…泣かせるじゃねえかオイ！うし、アタシがこの中から選んで美味い食い方を教えてやんよ』

みりあ『えっ、本当に？わーい♪』

加蓮『あー、何か駄菓子とか詳しそう』

P『一応駄じゃない菓子がメインなんだけどな、ご褒美ランク高かったし』

加蓮『じゃあ下のランクのお菓子は？』

P『また何かで使えるかもしれないから保管してる』

拓海『よーし、じゃあ駄菓子が余ってるんだな？今すぐここに持って来いプロデューサー！』

P『いや、誰がラジオの収録ブースで補完するんだよ、事務所の戸棚の中だよ』

拓海『んだよガッカリさせやがって……お、武溜盆の琉漫怒があるじゃねえか、好きなんだよコレ』

みりあ『ルマンド美味しいよねー。でも上手に食べられなくていつもカスがこぼれちゃう』

加蓮『そのままほっとくと虫来たりするからねー、地味に手間だよね』

拓海『そうか？それくらい外で食えば済むだろ』

加蓮『…普通この手のやつってお茶請けじゃない？』

拓海『あー…そういや確か涼にも何かそんな事言われた気がすんな…』

みりあ『涼さんに？』

拓海『おう、だからそんなちまちま言ってねえで食ってみろよって公園のベンチで食ったっけな』

加蓮『それで涼さん何か言ってた？』

拓海『悪くはないな、ってよ』

P『はは、涼なら確かにそう言うか…うん、美味いな』

みりあ『たくさんあるから好きなの持って帰ってね！』

加蓮『みりあちゃん…いい子過ぎる…前回あんなわるい子だったのに…』

みりあ『ふっふっふ、みりあはアイドルだからね♪』

加蓮『ここにいるのアイドルばっかだけどね』

拓海『コイツ以外はな』

P『悪かったな部外者で……っと、時間時間』

加蓮『あ、そっか、これラジオだった』

拓海『おいアシスタント』

加蓮『仕方ないじゃん、これPさんいなかったら多分ずっとこのままだったね』

みりあ『やっぱりプロデューサーも大事な仲間だね！後でご褒美あげなくちゃ♪…えっと、これがいいかなぁ…あとこれとこれと…』

拓海『山ほど菓子集め始めたぞ』

加蓮『こうなると長いからね、シメに入るよ。たくみん、みりあちゃんの代わりにこれ読んで』

拓海『しゃーねえなぁ…ったく…あー…チャンネル登録とメンバー登録、高評価…それにメールか。おうリスナーのテメェら、言われなくてもわかってんよなぁ？全部やれ！以上！』

加蓮『あはは……本当はそんな圧の強い台本じゃないんだけど……この後のおまけも最初の10分は無料だよ、見てみてね♪…はい、みりあちゃん挨拶挨拶』

みりあ『あ、お相手は赤城みりあと！』

加蓮『北条加蓮と』

拓海『ブッコミ担当向井拓海！』

みりあ『プーロデューサー♪』

P『え、あ、プロデューサーでした！…やっぱ俺も言わなきゃダメかこれ…？』

みりあ『はい、お菓子！』ﾄﾞｯｻﾘ

P『すみません、袋あります？袋。』

加蓮『ばいばーい♪またね♪』

拓海『次回も夜露死苦！！』

『この番組は 1054プロダクション セレクトショッププリヴェ 他各社の提供でお送りしました。』

19時です。


～つづく～