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トップページPa > 【デレマス】拓海「例えば、例えばだ……アタシがアイドルにならなかったとしてだな」

54: ◆knIUXLOzGM 2013/05/23(木) 23:58:37.06 ID:QfpoPB70o


向井拓海「おい、P」
mkitkm27

P「ん? 拓海か、どうした?」

拓海「例えば、例えばだ……アタシがアイドルにならなかったとしてだな」

P「拓海まで……!?」

P「なんなの!? 流行ってんの!?」

拓海「イイから聞け!!」

P「お、押忍」

拓海「まぁ、アタシはまだ特攻隊長やってるよな」

P「……もったいないよなぁ」

拓海「っ~~~!? も、もったいねーとか言うんじゃねーよ!」

P「ああうん。それで?」

前スレ
【デレマス】渋谷凛「例えば、私がアイドルになってなかったとするでしょ」
【デレマス】荒木比奈「例えばアタシがアイドルになってなかったとして――」

57: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:09:04.07 ID:HO52c3+no

向井拓海「おい、P」


P「ん? 拓海か、どうした?」

拓海「例えば、例えばだ……アタシがアイドルにならなかったとしてだな」

P「拓海まで……!?」

P「なんなの!? 流行ってんの!?」

拓海「イイから聞け!!」

P「お、押忍」

拓海「まぁ、アタシはまだ特攻隊長やってるよな」

P「……もったいないよなぁ」

拓海「っ~~~!? も、もったいねーとか言うんじゃねーよ!」

P「ああうん。それで?」

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58: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:09:35.08 ID:HO52c3+no

拓海「アンタはさ、白バイ隊員なんだよ」

P「――ハイ?」

拓海「んで、検問突破したアタシらを追いかけてくるんだ」

拓海「早苗と一緒によ」

P「ああ、早苗さんもアイドルやってないのか」

拓海「ったりめーだろ、アンタがプロデューサーじゃねーんだし」

拓海「アイツをスカウトするような物好き、アンタしかいねーよ」

P「ひどい言われようだな……」

拓海「――って、早苗の話はどうでも良いんだよ!」


59: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:10:05.05 ID:HO52c3+no

拓海「んで、何度もやりあうんだよ」

P「何を?」

拓海「何って……そっちは警察でこっちは族だ、やることは決まってんだろ?」

P「あぁ、俺はお前らを止めようとしてるんだな」

拓海「そういうこった」

拓海「走りでも喧嘩でも勝てなくてよ、調べてみたらアンタは伝説のチームの元総長」

P「……とうとう経歴まで捏造され始めたぞオイ」ボソ

P(身体は確かに人よりちょ~~~~っと頑丈かもしれんが、腕っぷしはそんなじゃないんだけどな……)

拓海「そんな奴がなんで警察に居るのかわからねぇ」

拓海「ただ、公僕に成り下がったような奴に負けるのが気に食わなくて、アタシは何度もアンタに挑むんだ」

P「大人しくなれよ……」

拓海「で、ある日、いつものようにアンタに追われてる訳だ――」


60: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:10:53.97 ID:HO52c3+no

―――
――――――

 ファンファンファンファン

P『……』

拓海『ちっきしょう、振り切れねぇっ!』

拓海『なんなんだよ! なんであんな奴に勝てねぇんだよ!!』

P『……』

拓海『まだだ……まだ、この先で――!!』グォンッ

P『っ!!』

拓海『ここでっ!!』ギャギャギャッ

 ズリッ

拓海『!?』

拓海《ここでスリップかよ……ダメだ、このスピードじゃ、もう――》


61: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:11:47.96 ID:HO52c3+no

P『っ……』グォォォォオンッ

 ガシッ

拓海『ぐっ!?』

 ギャリリリリリリリリリッ

 ズシャァッ

P『はぁ、はぁ……あっぶね……』

拓海《マジか……》

拓海《あのスピードの中、片腕でアタシをキャッチして、転けずに止まった、だと……》

 ドサッ

拓海『いてっ』

P『ったく、このバカが……』

拓海『……っせーな』


62: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:12:25.29 ID:HO52c3+no

―――

P『どうだ、落ち着いたか?』

拓海『……ふんっ』

P『……はぁ』

拓海『……テメェ、なんでアタシを助けた』

拓海『あんなの、テメェだって巻き込まれて転ける可能性のがデカいだろ』

P『……もう、目の前で人が死ぬのは見たくないんだよ』

拓海『……あの噂、本当だったのか』

P『ん?』

拓海『アンタの女が、チーム同士の抗争に巻き込まれて、死んだって……』

P『っ――知ってたのか』


63: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:12:53.82 ID:HO52c3+no

P『ああ、そうだよ。俺は惚れた女を守れなかった。だからチームも解散した』

P『それだけの話さ』

拓海『だからって、あんな無茶する意味なんかあんのかよ』

P『意味なんて考えてねーよ』

P『ただ、あのまま何もしなかったら俺は俺を許せなかっただけだ』

拓海『……』

P『命は一つだ。それをどう使うのも勝手だけどな』

P『望んでも生きられないヤツもいる』

拓海『説教すんな、バカ』

P『あぁ、そうかよ』


64: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:13:47.56 ID:HO52c3+no

拓海『アタシは……別にいつ死んでも構わないって思ってた』

P『ん?』

拓海『だ、だから、さ――アンタが無理矢理拾った命』

拓海『最後まで……』

P『あぁ?』

拓海『最後まで面倒見ろよ!!』

P『はぁっ!? 何言ってんだお前!?』

拓海『っ~~~~~~~!! うっせぇ!!』

拓海『これからはアンタにつきまとってやるからな! 覚悟しとけよ!!』

――――――
―――


65: ◆knIUXLOzGM 2013/05/24(金) 00:14:26.52 ID:HO52c3+no

拓海「っ~~~~~~~~!!」バシッバシッ

P「痛い! 痛いって!!」

P「自分で語っておいて照れて俺を叩くな!!」

拓海「るっせぇ!!」

拓海「……さ、最後まで……面倒、見ろよなっ……」カァッ

P「」


向井拓海編 終わり


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