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トップページCu > 【デレマス】櫻井桃華「例えばわたくしがアイドルになってなかったとしますわ」

132: ◆knIUXLOzGM 2013/05/25(土) 01:43:25.29 ID:RAsWAF2Fo

櫻井桃華「例えばわたくしがアイドルになってなかったとしますわ」
skrimmk33


P「うん」

桃華「やけに冷静ですわね?」

P「そうか?」

桃華「ま、まぁ良いですわ」

桃華「Pちゃまは、とある旧家の御曹司ですの」

P「えー、そんな柄じゃないけど、俺」

桃華「そして、わたくしとPちゃまは許嫁なのですわ!」

P「そう来たかー」

桃華「? Pちゃまはお嫌ですの?」

P「歳の差ありすぎだろ」

P「桃華はイヤじゃないのか?」

桃華「今時、一回り程度の歳の差婚なんて珍しくもありませんわよ?」

P「まぁ、そうかも知れないけどな」

桃華「とりあえず、お茶でも飲みながら、聞いてくださいまし」

前スレ
【デレマス】渋谷凛「例えば、私がアイドルになってなかったとするでしょ」
【デレマス】荒木比奈「例えばアタシがアイドルになってなかったとして――」
【デレマス】拓海「例えば、例えばだ……アタシがアイドルにならなかったとしてだな」
【デレマス】片桐早苗「例えばさ、あたしがアイドルになってなかったとするじゃない?」
【デレマス】島村卯月「例えば私がアイドルになってなかったとするじゃないですか」

133: ◆knIUXLOzGM 2013/05/25(土) 01:43:57.82 ID:RAsWAF2Fo

―――
――――――

桃華『初めまして、櫻井桃華と申します』

P『……』

桃華『どうかしまして?』

P『っ、失礼、思っていた以上にお若かったもので』

桃華『ウフ、正直に仰ってもよろしくてよ?』

P『では、思っていた以上に幼いですね』

桃華『ガッカリしまして? それとも――』

P『そうですね。ガッカリが少し、ですが安堵の方が大きいですかね』

桃華『? そう言う趣味の方ですの?』

P『はは、違いますよ』

P『今日は顔合わせと言われて引っ張り出されたのですが』

P『正直、このまま式まで執り行われるのではないかと思っていたもので』

桃華『はぁ……』

P『ですが、流石にそれは無さそうなので、安堵、と言うことです』

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134: ◆knIUXLOzGM 2013/05/25(土) 01:44:36.94 ID:RAsWAF2Fo

P『あー、ただ、実際に結婚する頃には、私はだいぶいい歳かと思いますが、良いのですか?』

桃華『――そうですわね』

P『では、断りを入れるなら、今の内かと思――』

桃華『ですが――』

桃華『決定権はわたくしにはありませんもの』

P『……』

桃華『家の為ならば、わたくしは構いませんわ』

P『なるほど……』

P『ならば、こちらから断りましょう』

桃華『っ!? どういう事ですの!?』

桃華『わたくしの気持ちを……覚悟を、無下にすると仰いますの!?』


135: ◆knIUXLOzGM 2013/05/25(土) 01:45:25.06 ID:RAsWAF2Fo

P『はぁ……』

P『いいか良く聞けよ』

桃華『!?』

P『お前の覚悟は、お門違いなんだよ』

桃華『な、なんですの! その言葉遣い、先ほどまでとは……』

P『あ、俺、こっちが素なんだ』

桃華『』

P『それでさ、何? 家の為? そんな気持ちの嫁なんざ、こっちが願い下げだよ』

P『大体、許嫁なんて時代錯誤も甚だしい』

P『しかも、相手がこんなガキなんて、興が冷めるってもんだ』

桃華『……』

P『……ガキならガキらしく、自分の気持ちをもうちょっと素直に言えよ』

桃華『? 何を……』


136: ◆knIUXLOzGM 2013/05/25(土) 01:45:59.17 ID:RAsWAF2Fo

P『家柄とか何とかはさ、いずれは付いて回っちまうだろう』

P『……俺がそうだったように、な』

桃華『――え?』

P『だから……ガキのうちはそんなもん意識するんじゃねーよ』

桃華『……』

P『ともかく、許嫁のことは、こっちからなんとかして無かったことにしておく』

桃華『お、お待ちになって!!』

P『あん?』

桃華『気に入りましたわ!』

P『おい、何を言って――』

桃華『わたくしの夫となる方は、貴方を置いて他には居ませんわ!!』

P『お、おい……』

桃華『さあ、式の準備を!!』ムフー

P『あ、あるぇー?』

――――――
―――


137: ◆knIUXLOzGM 2013/05/25(土) 01:46:41.66 ID:RAsWAF2Fo

桃華「こうして、わたくしとPちゃまは結ばれますの!!」ムフー

P「」

桃華「さぁPちゃま! 式の準備を致しますわよ!!」

P「あ、いや、待ちなさい、待って、ねぇ桃華、ねぇって!!!」


櫻井桃華編 終わり


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