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トップページCo > 【デレマス】三船美優「もしも、私がアイドルになってなかったとしたら……」

306: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:26:26.92 ID:05tDFUnjo

三船美優「もしも、私がアイドルになってなかったとしたら……」
mfnmy39


P「おぉう、美優さんまで……」

美優「変、ですか?」

P「いえ、聞きましょう」

美優「これは……楓さんや、惠ちゃん、芽衣子ちゃん、美里ちゃんたちの話を聞いていて思っただけなので――」

美優「実際にアイドルになってなかったら無理かとは思うんですが……」

P(さすが美優さん、真面目だなぁ……)

P「もしもの話なんてそんなもんですよ。多かれ少なかれ、今の自分も混ざりますって」

美優「そうなんでしょうか」

P「で、どんな話なんですか?」

美優「一人旅に行ってみたい、なんて思うんです」

P「ほう……」



前スレ
【デレマス】渋谷凛「例えば、私がアイドルになってなかったとするでしょ」
【デレマス】荒木比奈「例えばアタシがアイドルになってなかったとして――」
【デレマス】拓海「例えば、例えばだ……アタシがアイドルにならなかったとしてだな」
【デレマス】片桐早苗「例えばさ、あたしがアイドルになってなかったとするじゃない?」
【デレマス】島村卯月「例えば私がアイドルになってなかったとするじゃないですか」
【デレマス】櫻井桃華「例えばわたくしがアイドルになってなかったとしますわ」
【デレマス】和久井留美「例えば……私がアイドルになってなかったとしたら」
【デレマス】塩見周子「例えばさ、あたしがアイドルになってなかったら」
【デレマス】兵頭レナ「例えば、私がアイドルになってなかったとすると」
【デレマス】本田未央「例えば私がアイドルになってなかったらさ!」
【デレマス】白坂小梅「た、例えば……私、が、ア、アイドルに、なって、な、なかったら……」
【デレマス】北条加蓮「例えば、さ……私がアイドルじゃなかったら」
【デレマス】星輝子「フヒ……私がアイドルに、なってないとしたら……」

307: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:27:28.55 ID:05tDFUnjo

―――
――――――

 シト シト……

美優《……うん、霧雨に紫陽花。とっても映える……》

美優《雨のおかげで、人も少なくて……》

美優《風情が……》

美優《……》

美優《思い切って、旅に来て……良かった、かな?》

美優《紫陽花……》

美優《今度、紫陽花のアロマオイル、探してみようかな……》

 チリン……

美優『……え?』

美優『……』キョロキョロ

美優《今の……鈴の音……》

美優《まさか、そんなはず……》

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308: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:28:35.67 ID:05tDFUnjo

「……」スタスタ


美優《あ、あの人……?》


美優『……あ、あの……』

P『はい……?』

美優『っ』ビクッ

P『……? どうかしましたか?』

美優『あ、あの……その……』オドオド

P『えっと……なにか用でしょうか?』

美優『ご、ごめんなさいっ、なんでもないんですっ』タタッ

P『あっ……』


309: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:30:11.14 ID:05tDFUnjo

美優『はぁ……』

美優《なに……やってるんだろ……》

美優《聞き間違い……そう……》

美優《鈴の音なんて、どれもそう変わらないもの……》


 チリン……


美優『っ!?』ビクッ


P『あぁ……やっと見付けました』


美優『ぁ……』


P『えーと……』

美優『……』

P『とりあえず、お茶でもどうですか?』


310: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:31:13.67 ID:05tDFUnjo

美優《……どうして私……こんなところに居るんだろう……》

美優《こんな、見ず知らずの……男の人と……》

P『それで……』

美優『……はい』

P『何か、用があったんじゃないですか?』

美優『――いえ……良いんです……きっと、勘違い……ですから』

P『ふぅん、勘違い、ですか……』

P『もしかしてその勘違い、と言うのは……』ゴソ

P『これですか?』

 チリリン

美優『っ!!』


311: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:32:08.48 ID:05tDFUnjo

美優『この鈴……』

P『はい?』

美優《これ……間違いない……でも、どうして……?》

美優『この鈴……どちらで……?』

P『先週、拾ったんですよ』

美優『え……?』

P『道を歩いてたら、蹴っ飛ばしちゃいましてね』

P『ただ、そんな鈴、普段なら無視すると思うんですが』

P『何でしょうかね。妙にこの鈴の音が気になってしまいまして……』

美優『はぁ……』

P『それで、ですね――』

P『これを拾ってから、夢を、見るんです』

美優『夢……ですか……?』


312: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:33:52.75 ID:05tDFUnjo

P『ええ。その夢で、いつも、猫に会うんです』

美優『……』

P『……まるで、ついて来い、とでも言うかのような仕草をするんですよ』

P『ついて行くと……いつも色々な道を歩かされるのですが』

P『最後には、同じ場所に辿りつくんです』

美優『……』

P『そこは、紫陽花が咲き誇っていて』

P『その真ん中で、傘を差して立っている女性が居るんです』

美優『……その……それって……』

P『ええ――貴女です』


313: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:34:29.77 ID:05tDFUnjo

P『聞いて良いのか分かりませんが……この鈴は……』

美優『……ひとつ……聞いて良いですか……?』

P『はい』

美優『その……猫は、どんな……?』

P『トラ猫、ですね』

美優『あぁ、やっぱり……』

美優『……昔、まだ幼い頃、猫を飼っていたんです』

美優『その子の、首輪に付けていた、鈴なんです……』

P『……不思議な話もあるものですね』

美優『ホントに……』ニコ

P『』ドキンッ


314: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:35:17.97 ID:05tDFUnjo

P『この鈴は……貴女にお返しします』

 チリン

P『きっと、それを望んでいたんだと思いますから』

美優『……はい、ありがとう、ございます』

P『それで、その……』

美優『……はい?』

P『こういう言い方をするのは、卑怯な気もするのですが』

美優『……?』

P『その替わり、と言うかですね……』

P『このあと、一緒に食事でも、どうでしょうか?』

美優『あ……私なんかと、ですか……?』

P『貴女と、食事したいんです』

美優『は……はいっ』

P『それで、そのあとは――』

――――――
―――


315: ◆knIUXLOzGM 2013/06/04(火) 23:35:53.02 ID:05tDFUnjo

P「何というか……不思議な話ですね」

美優「……」ポー

P「あれ? ……美優さん?」

美優「……」

P「留美さんに引き続き、美優さんも帰ってこないぞ……」


三船美優編 終わり

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